トップ写真 ゆんフリー写真素材集
Contents menu
Google Search
Google
Web サイト内
関連記事リスト

【坐禅作法14】坐禅の効果

ちょっとはマシな坐禅作法 坐禅の効果〜才能とは何か1〜

Presented by

〜才能とは何か1〜


私の足跡に従え

どうやらボクは裏参道から禅の正門へ向かっている。

表参道では今が盛りと権威を振るう葬式仏教の僧侶や学者坊主が闊歩する。
あの道をゆけば立派な伽藍(がらん)の建ち並ぶ境内に辿りつくはずだ。
でも、おそらくそこに禅の正門はないだろう。

なぜならこの裏参道には祖師方の足跡がくっきりと残っているからだ。
ところが表参道にはこれがない。

坐禅修行で祖師方の足跡を発見したときの喜びと言ったらない。
祖師の語録、経典の文言、聖典の聖句。
心の重荷を一つ捨てるたびに、その一つ一つが事新しく陽に映える。
この裏参道には、釈迦、イエス、老子、臨済、道元、白隠などの足跡がある。

だからこの裏参道をゆく禅者は、彼らの足跡を発見することで、
正しい道の上にいる確信を強めながら歩んでゆけるだろう。

祖師方は人々のためにまず己れの苦しみを克服し、
「私の足跡に従え」と模範を示されたのである。(ペトロ第一の手紙2-21・改)

矢印マーク 『聖書―旧約・新約』

イタリア人神父が粋に日本語訳した聖書。
イラスト・地図などの資料も豊富で、
旧約・新約、あまつさえ詩篇もついたお徳な一冊。
聖書は坐禅修行にも必ず役立つ。
かりそめにも軽んじてはならない。


この裏参道を発見するのにかなりの星霜(せいそう)を無駄に過ごしたものだとおもう。
何しろこの道の入口に立つまで三十三年もかかったのだから。

でも一歩この道に足を踏み入れただけで、
その無駄に過ごした歳月は一気に価値を取り戻した。
だから今のボクにはたしかに言える。
「人生に無駄なことは一つもなかった」と。

それまでボクをずっと悩ませてきた疑問はこういうものだった。

「これで本当にいいんだろうか」

この疑問のせいでボクに青春なんてものは無かったに等しい。
この疑問の解決策が得られるかもしれないと、
わざわざ浪人までして入学した大学の哲学の講義には、
あまりの程度の低さにすっかり辟易(へきえき)してしまった。
おかげで人生の方向性を失ってしまったボクは、
一週間くらい床から出ずに部屋の天井を眺めて過ごした記憶がある。

赤雲水

天職への地図

黒雲水

矢印マーク 『成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集』

10代・20代を正しく歩むためのバイブル。
10代・20代の諸君。人生には時節というものがある。
おそらく「聖書」や「経典」を読むのはまだ早い。
まず、これを読んで来たるべきときに備えよう。


そんなボクに床から起きあがる意欲を持たせてくれたのは、
ソクラテスでもヘーゲルでもカントでもニーチェでもなく矢沢永吉だった。
予備校の講師が推薦していたのを突然のように思い出して読んだ本。
それが矢沢永吉の『成りあがり』だったのである。

考えてみな、音楽、イラストレーション、ライター。 みんな好きこそものの上手なれの世界でしょう。
いまの文部省で教えてるような勉強、そういうものの優等生の連中は、 どこに行くのが最も適してるか。国家公務員ですよ。 そういう教え方しかしないんだもの、いまの学校は。 大蔵省へ行けみたいなやつばっかり育ててる。
大工になる。音楽家になる。レーサーになる。 野球の選手になる。プロレスラー、ボクシング… これは、いまの文部省のカリキュラムでは教えてない科目なんだよ。

(矢沢永吉『成りあがり』P.62「広島」)


学校教育を受けている間中ずっとわだかまっていたことの正体は、
教科書ではなく『成りあがり』を読んだときに明らかとなった。
ボクは優等生になろうとして才能の芽をみずからつぶしていたのだ。

人生で自分の才能を発揮してみたいなんてことを本気で考えたのは、
このときが初めてだったようにおもう。

それまで世間について何にも知らないお坊ちゃんだったボクは、
教職の免許でもとって平凡な学校教師になろうしていたのだから、
価値観がガラリと変わってしまったわけだ。これは事件と言ってもいい。

そして永ちゃんはこうも言っていた。

合った職を探す。それが才能よ。

(矢沢永吉『成りあがり』P.257「キャロル」)


このときからボクは「自分の才能は何か?」という公案を解き始めることになる。

ただし、この本が出版されたのは矢沢永吉28-29歳の頃で、
『時間よ止まれ』で最大のヒットを飛ばした絶頂期のことである。
それから30代でアメリカの音楽市場に進出し大失敗を仕出かした後、
こんな意味深長な発言をする。

幸せのレールは隣を走っていた。


これに付随する言葉がまた意味深なのだ。

20代をしっかり頑張ったやつだけが30代へのパスポートを手に入れられる。


30代に何があるのか?20代をどうしろと言うのか?

さっぱり分からなかったけれど、とにかく20代をボクなりに頑張った。

そうして33歳で発見したのが裏参道なのである。
この裏参道を発見してしばらく経った頃、いつの間にか、
「これで本当にいいんだろうか」という疑問の消し飛んでいることに気づいた。

たしかに「幸せのレールは隣を走っていた」のである。

だからボクはこの記事を20代をしっかり頑張ったやつのために書く。
たとえば、こんなやつだ。

一、社会にうまく馴染むことのできなかったやつ。
一、自分ひとりの裁量で創造的な仕事に没頭したいとおもってきたやつ。
一、物事の本質を求め続けてきたやつ。
一、普通の人たちの夢中になっていることが白々しくて仕方のなかったやつ。
一、矛盾だらけでどうしようもないけれどあぶく銭のために魂を売らなかったやつ。

永ちゃんの『成りあがり』で言えば、こういうやつだ。

オレ、二番嫌い。一番ならなきゃ。一番二番の一番という意味じゃない。 てめえに、ホントに落としまえつけたいと思ってるんだ。 自分の背景に落としまえつけたいと思ってる。

(矢沢永吉『成りあがり』P.274「E・YAZAWA」)


できれば、こんなやつにも読んでもらいたい。

一、所詮、人生なんて死ぬまでの暇つぶしさと嘯(うそぶ)いてるやつ。

ボクは“幸せのレール”を発見できた幸運を独り占めにするつもりはない。
だからその地図をこれから公開しようとおもうんだ。
30代へのパスポートを手に入れたやつはこの一連の記事を読む資格がある。

そもそも菩薩道というのは自分の才能を発揮することだとボクはおもう。
それはつまり天職を生きるということだ。
坐禅をしても何にもならないなんて嘘つきにダマされちゃいけない。
坐禅に効果があるとすれば、それは天職に導かれるということなんだから。

最後に『成りあがり』の一節を紹介しておこう。

この本に書いたことは、あくまでもオレ自身の背景だ。 読者は、特殊な例だと感じるかもしれない。 でも、オレは、だれもがBIGになれる“道”を持っていると信じている。

(矢沢永吉『成りあがり』P.4「読者へ」)


(2011.7)

肴はとくにこだわらず厳選情報

HPランキング参加中!

凡人たちにも本物のスピリチュアルを!

ワンクリック運動に参加しませんか?

ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践

坐禅入門の決定版!

心の欠陥を克服する唯一最善の方法は坐禅・瞑想を実践することです。そして、この本以上の坐禅・瞑想の入門書を私は知りません。

聖書―旧約・新約

伝道の情熱を読みとれる貴重な一冊

イタリア人神父が丁寧に日本語訳した聖書。聖書は坐禅修行にも必ず役立つ。かりそめにも軽んじてはならない。

ブッダの真理のことば・感興のことば

こなれた現代語で読める法句経

私の仏教に対する誤解は この本で初めて解けました。

白隠禅師―健康法と逸話

坐禅と気の関係を明かした本

内観の秘法と軟酥の法は坐禅の基本。白隠禅師の『夜船閑話』と『遠羅天釜』で ちょっとはマシな坐禅をしよう。

5つのチベット体操-若さの泉・決定版

これはエクササイズの革命だ!

たった5つの体操を毎日続けるだけで体調は良くなるわ、痩せるわで驚きの効果が・・・!?食事に関するアドバイスも実に簡潔で的を得たもの。これはエクササイズの革命だ!

決定版 真向法

チベット体操と併せてどうぞ。

たった4つの体操を毎日続けるだけで怪我を予防するための柔軟な筋肉を作れます。チベット体操と併せてどうぞ。

魂をゆさぶる禅の名言

何にもならない坐禅はやめよう!

坐禅は単なる心の慰めではありません。坐禅を人生に役立てるための智慧がここにあります。救いのある仏教の入門書。