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歌篇 二

み仏の詩 祖師の足跡に従って

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祖師の足跡に従って


祖師の足跡に従って(作:布施仁悟)

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坐禅修行1000日

千日をもって鍛とし、万日をもって錬とする。(宮本武蔵)

先日、坐禅を始めてから“鍛”としての千日を経過した。
手元の手帳によると2006年から始めたことになっている。

手帳の記録を読み返すと結構おもしろい。
ほとんどは戯言(ざれごと)なのだけれど示唆に富んでいるものもあった。

これは坐禅修行を始めてから約350日経過した頃のメモ。

何かが自分の心を支配したら、「どうして私はこんな感情を抱くんだろう?」と考えればよい。 これまでは「どうしてこの人はこんな事をするんだろう?」だったけれど、ひっくり返せばいいのだ。 すなわち、「どうしてこの人に対してこういう感情を私は抱くんだろう?」に変えるのだ。 そこで始めて、心が穏やかになり、煩悩の正体を暴ける。
人の心は、たった一年足らずでここまで成長できるものなのだ。
やっぱり坐禅の功徳は計り知れないと思う。

その頃のメモにはこんなのもあった。
僧侶になって布教しようかと思ったが、やはり何か違うと感じる。 つまり、自分の内奥にすでに答えがあるというのに、どうして悟ってもいない師匠の下で修行したり、 葬式で意味のないお経を唱える必要があるのかということだ。 私は何とかしてホンモノの悟りをひらいて、一人でも多くの人の心を救いたい。
その通り。人の心を救えない葬式仏教など広めても仕方がないのである。

そして、このメモを書いた直後に“氣”を感じるようになった。

赤雲水

ちょっとはマシな坐禅と氣

黒雲水

「リーン・リーン」というおりんの音を瞑想中に聴く。 なんか怖い。
頭にピリピリするものが上がって痛い。風邪なのか? 何かよくわからないのでインターネットで調べたら、 周天法という仙道の技法があれば それを動かせるというので、 ちょっと動かしてみたら動いた。 臍下丹田に戻したいところだけど うまくいかない。
ピリピリしたものが深夜に背中をツタって顔面に広がってきた。 顔面から空中に持ち上げられるような感覚になる。 たまらず坐禅の姿勢を組んだら頭頂からスコーンと抜けた。 とてもすっきりした。
寝るときに左の耳から蜂がブンブンいうような音が聴こえる。 しばらくすると消える。何だこれは!?
こんな感じで、ちょっとはマシな坐禅をすると氣を感じるようになってしまう。

こういう困った時に誰にも相談できないのが、
師匠についていない在家の坐禅修行者のつらいところである。

ところが白隠(はくいん)禅師の書物のおかげで、この難局を乗り越えられた。


白隠禅師の偉業

白隠禅師は臨済宗の禅僧で“500年に一人の逸材”と言われている。
江戸時代に坐禅による仏教改革を試みたホンモノの僧侶なのだ。

矢印マーク 『白隠禅師―健康法と逸話』
坐禅と気の関係を明かした本。
内観の秘法と軟酥の法は坐禅の基本。
白隠禅師の『夜船閑話』と『遠羅天釜』で
ちょっとはマシな坐禅をしよう。
『夜船閑話(やせんかんな)』と『遠羅天釜(おらてがま)』
は白隠禅師の残した代表的な書物である。

白隠禅師は この書物によって坐禅と気の関係を明らかにした。
「坐禅で気をコントロールすると健康になって運勢も変わる」と説いたのだ。

ところがこれは、葬式仏教界の何もわかってない学者坊主には迷惑な話だ。
心の鍛錬なしに厳しい坐禅修行をしても気を感じるようにはならないから、
白隠禅師の言うことを理解できないし、商売の邪魔立てにしか思えないのだ。
そこで、後年の学者坊主によって真実が歪められないよう策を講じたのである。

白隠禅師は、空想仕立ての小噺(こばなし)を作って巧妙に真実を忍ばせた。
自分の悟境をたとえ話にして後世に伝えようとしたのである。
なかでも『夜船閑話』はファンタジーの形式をとった立派な文学だ。

この『夜船閑話』では、
まず、気を感じるようになれる四つの文句・「内観の秘法」を述べ、
次に、気をコントロールする方法を「軟酥(なんそ)の法」として記した。
実践しなければわからないけれど、これは実に合理的な修行法なのである。

さて、さらに白隠禅師の偉業を記(しる)すことにする。

青雲水

もっと白隠禅師

桃雲水

矢印マーク 『わが家の宗教 臨済宗』
気の通りをよくする『延命十句観音経』
坐禅の真髄を説いた『坐禅和讃』
大乗経典の要諦を示した『菩薩願行文』
附録CDの充実した一冊。
白隠禅師は、民間の人々に『延命十句観音経』を唱えさせるようにした。
もとは『十句観音経』で、“延命”と冠したのは白隠禅師の工夫(くふう)である。

氣を感じられなくても、このお経の凄さを誰でも実感できる。
氣の通りがすこぶる良くなるので、たぶん唱え続けると健康になってしまう。
だから、禅師が“延命”と冠したのも決して大げさなことではないのだ。

当時、このお経があまりにも流行したので、
臨済(りんざい)宗以外の宗派でも『延命十句観音経』を唱えるようになった。

曹洞(そうとう)宗では、白隠禅師の名声がそうとう疎(うと)ましかったらしく、
“延命”の文字を冠せずに読経しているのが面白い。
まるで「元祖」と「本家」で争う観光地の饅頭(まんじゅう)屋のようである。

とは言え、「軟酥の法」や「お経」は補助的な手段に過ぎない。
私の手帳には、こんなメモも残っていた。
目前に広がる人生の出来事と、それに対する自分の心の反応を分析した結果、 気を感じられるようになったのだから、いたずらに気のコントロールに心を奪われるのはやめよう。
そうなのだ。坐禅の本質は心の鍛錬に尽きるのだ。
これからも白隠禅師の慈悲に応えつつ“錬”としての万日を過ごしたいと思う。


祖師の足跡に従って(作:布施仁悟)

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