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【BBS:Q&A 37】動中の工夫

仁悟の坐禅相談室『坐禅の智慧で答えます。』 動中の工夫

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2014年3月:一久様より


一久様の投稿

一念発起いたしまして、遅まきながらも座禅に取り組むようになりました。 初心者もいいところですから、ただ座るだけで精一杯で、成果など望むべくもありませんが、毎日試行錯誤しながら続けています。

そんななか、先日おもしろい体験をいたしました。

私は生来短気なため、いまだに自分のしでかした結果にうなだれることがしばしばです。 とりわけ車の運転時は鬼門でして、つい最近まで運転席のよく目に付くところに「交通安全!」と手書きのメモ紙を貼り付けて、いつもいましめていたほどです。

ようやくメモも捨て、もう大丈夫だろうとたかをくくっておりました折も折、目の前を走るあまりに自侭な運転をする車に、我知らずいつしかいらだっていたのですね。

我慢も限界に達し、追い抜いてしまおうとアクセルを踏みかけた瞬間、それまで前の車にくぎづけだった意識が、突然自分のほうに向きなおり、思い通りにならず腹を立てている我ままな自分の心にスポットライトが当てられ、一瞬にして怒りが消え去りました。

いつもなら、怒りにまかせて抜き去り、それから自分を省みる時間が訪れるのを待つはずなので、思わぬ展開に自分のことながら驚きました。

残念ながら座禅の最中に起きたことではないのですが、これも座禅の作用かなと思わずにいられない出来事でした。

赤雲水

当山の返答

黒雲水

おおっ!これぞ心随観ですね。

坐禅で集中力を養うことも必要ですが、こうした日常生活における“動中の工夫”も大切だと思います。

これは甲乙どちらかに截然(せつぜん)と区別できるものではなく、車の両輪のような関係のはずですから、それは、もちろん、坐禅の成果ではないでしょうか。


一久様の返答

なんと、これが心随観というものなんだ。

座ってはみるものの、そのじつ心随観というものがよくわかっていないのです。

あらかじめテーマを決めて取り掛るのですが、ただ心の動きを観察しようと思っても、まったくなにも浮かんでこない時間が続くと、つい考えはじめてしまいます。 腹がたった理由はなんだろうか、ひょっとしてあれかしら…みたいな感じで。 これじゃ普段の思考と変わらないですよね。

言われてみると、このときは確かにありのままの心を、ただ観察していたのですね。 納得です。 これまでの座禅でうまくいかなかった原因は、怒りなどの感情が湧き起こる対象物(困ったちゃん)や状況が、ありありとイメージ出来ていなかった、ということになるでしょうか。

今回の経験は、座禅によって意識的に自分の心を観察しようとする習慣が、たまたまうまく反応してくれたお陰だと思いました。 これを座禅でもできるようにならなくちゃいけないのですね。 道程は遠そう…。

桃雲水

当山の返答

青雲水

坐禅観法についてはWEBの至宝『鬼和尚の仏教勉強会』にある止観法の解説が非常に参考になります。 たとえば、

>それまで前の車にくぎづけだった意識が、突然自分のほうに向きなおり、 思い通りにならず腹を立てている我ままな自分の心にスポットライトが当てられ、

これは「“厭離”の感覚である」として、“観(ヴィパッサナ)”のコツをうまく説明してあります。 坐禅の最中は、この“厭離”の感覚を得られるように、思考から意識を切り離す訓練をするわけです。

また、一久さんは第三の結節が解けていますので体軸感覚がありますから、“厭離”できているときに“体軸調整”が起こっていることにも気づけると思います。 この感覚を掴んだら、いよいよ坐禅が面白くなってきますので、眠気もすっ飛ぶというものでございます。なおまた、

>まったくなにも浮かんでこない時間が続くと、つい考えはじめてしまいます。 腹がたった理由はなんだろうか、ひょっとしてあれかしら…みたいな感じで。

こういうときは、“観(ヴィパッサナ)”ではなく、“止(サマタ)”をするといい、と鬼和尚は説いています。 呼吸に意識を集中する数息観や随息観で集中力の訓練をするわけです。

「止と観は二つで一つ」

これは「坐禅とは止観の二法を出ず」といみじくも喝破した天台・ちぎの再来のような鬼和尚の助言であります。

ああ、ありがたや。

矢印マーク 『鬼和尚の仏教勉強会』

鬼和尚はホンモノの正師です。
このサイトはインターネットの宝です。
まさしくWWW時代の奇跡です。


一久様の返答

まるで厭離ができているとは思えませんが、じつは座っているときに不動軸が浮かび上がってくることがあります。

説明しにくいのですが、気を流すときに感じる筋肉上のピキピキ感などを伴った例の肉体(筋肉)感覚ではなく、直径10センチほどの中空の管がビジョンと体内(空間)感覚で浮かんできます。 こんなときは背筋も伸びて楽に座れます。 前後して首から上の軸を調整するように軽く自発動功が出て、それが終わるのをまって坐禅を終了していました。

でも、こうなると止観どころではなくなってしまいます。

坐禅というのは静かに座るものという先入観があり、内心、こりゃまずいかな、と思っていたところです。 坐禅をしている最中の坊主が、いきなり首をくるくるまわし始め、ちょうじては太極拳のように道場中をぐるぐる舞い踊っていたら怪しすぎですもの。 でも、もしもこの状態が布施さんのおっしゃる体軸調整だとしたら、ちょっとは安心してもいいのかな。 身をまかせるより仕方ありませんものね。

緑雲水

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