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【第十二話】42歳の道

閑雲野鶴 42歳の道

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足元にこの道が見えているか?


遍歴の果て

いま身辺整理をしている。

ここから先に持ち込まないもの、持ち込んではいけないもの、というか、持ち込めないもの。 そんなものを整理している。 人間関係も含めて。

こういうことをはじめる心境は約29年前の中学一年生のときに感じていた感覚となんとなく似ている。 『ドラえもん』の掲載されていたコミック誌『月刊コロコロコミック』を読まなくなって『週刊少年ジャンプ』に切り換えていった時期だ。 いつのまにか『ドラえもん』の“のび太くん”の年齢を越してしまって、小学生の頃に慣れ親しんでいた習慣になんとなく違和感を覚え始めた時期。 それと同時にかつての友人たちとも切り離されて独りで取り残されていった時期。 いまそんな風向きを感じている。

東山魁夷『道』

東山42歳の傑作


画家の東山魁夷(ひがしやま かいい)に『道』という傑作があるのだけれど、これはちょうど東山42歳の作品で、40-42歳の大厄に入ってからボクにもようやくこの『道』が見えてきた。

東山魁夷の語る『道』


この作品の象徴する世界は、私にとって遍歴の果てでもあり、また新しく始まる道でもあった。 それは絶望と希望を織りまぜて、はるかに続く一筋の道であった。


この画をよくみると道の先が右に折れ曲がって続いているのがわかる。 けれどもその先に何があるのかはわからない。 わかるのは足元に道があることだけだ。

42歳までは人生をどう生きればいいのかわからなかった。 だから道の先に何があるのかを知りたくて、それを確かめたくてやってきたのだけれど、42歳ともなると足元に道のあることがわかればそれで十分という心境になってくる。

それは42歳までを中途半端をせずに真っ直ぐに生きた内的体験のおかげだろう。 その内的体験から獲得した智慧が蓄積されて42歳ともなると人間として“老成”してくる。 もはや人生をどう生きればいいのか迷うことはない。 その智慧が足元の道を照らし出してくれるからだ。 だからこの東山の道は真っ直ぐに人生を歩いた42歳の人物にしか見えてこない道でもある。

足元にこの道が見えているか?

それが現在のボクと中学一年生のボクの違いだろう。

かつてのボクが、ぷっつん体験を乗り越えるための相棒(バディ)たちと親しくなったのは中学二年になってからだった。 さらに中学三年になると小学校卒業と同時に転校していったぷっつんレディ1号との再会のイベントも待っていた。 どうやら人生は29年周期で繰り返すようだから、ボクが新たに関係を結ぶべき人たちがこの先に待っていることは確実らしい。

ここでしっかり身辺整理を終わらせて足元に見えてきた道を歩いていこうとおもう。

(2016.12)

赤雲水

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