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【第2話】目標を下げてしまおう!

目標を下げてしまおう!

できる受験生できない受験生

できない受験生は、キッチリした学習計画や、高い目標に耐えられるだけの精神力を持ちあわせていません。


できない受験生は学習を楽しめません。

できない受験生は、そもそも学習を楽しむことができません。

なぜなら、不安感や焦燥感が邪魔をして、学習を責任感や義務感に基づいて、 あたかも、任務のように遂行しようとするからです。

ここでは、できない受験生が学習を楽しめない理由を明らかにし 対策を示したいとおもいます。

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できない受験生の抱えている感情群

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できない受験生の抱えている不安感や焦燥感とは、第一章で指摘したように、 「準備不足に違いない」「どうせできっこない」「どうせなら受けたくない」 「落ちたらどうしよう」「それでもやらなければならない」という感情群のことです。

この感情群は、不安感や焦燥感だけではなく、 義務感や責任感の入り混じったものではないでしょうか? とにかく、ここに「学習は楽しい」という感情の含まれる余地はないようです。

それでは、できない受験生が学習を楽しめない根本的な原因は何でしょうか?


自分の欠点を認めればよい

理由は実に簡単です。「自分の欠点を認められない」からです。

自分の欠点を認められるなら、「どんなことになっても困ったことにはならない」 「なるようにしかならない」と腹を決めることができます。 そこで、虚勢を張ってみたり、逃げ出してみたり、 誰かに責任転嫁したりする必要もないのです。 そのため、もしも自分の欠点を認められるなら、どんな状況下でも平気でいられます。 もちろん、準備不足でも、それほどのストレスを感じることはありません。 また、「それでもやらなければならない」などの義務感や正義感に縛られることもないと考えられます。 したがって、できない受験生は、自分の欠点を認める心の余裕を持てば、 学習を楽しむ心の余裕もできると言えるのです。

確かに、理由は簡単なのです。
ところが、できない受験生にとって「自分の欠点を認める」ことは簡単ではありません。 なぜなら、できない受験生は、無意識のうちに自分の欠点を心の奥に隠そうとしてしまうからです。

それでは、「できない受験生が自分の欠点を認めることができないのは何故か?」を分析してみましょう。

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自分の欠点を認められない理由

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できない受験生は、第一章で指摘したように、自分の存在価値の裏づけを自分以外の誰かに求めています。

そして、周囲の人々からの理不尽な期待や要求に応えることで、自分の存在価値を確認することを続けているうちに、 常に「おりこうさん」でいなければ居心地の悪い環境こそ、常識的・一般的な社会だと思い込むようになります。 こうして、他人の自分に対する期待や要求にも完璧に応えなければならないと次第に錯覚してゆくのです。

この思い込みや錯覚により、自分の欠点を認められない人間へと できない受験生は成長していきます。 なぜなら、周囲の期待や要求を裏切ることに対する不安や焦りが、 無意識に自分の欠点を心の奥へと追いやるからです。 同時に、 できない受験生は、心の奥へと追いやった自分の欠点を覆い隠す代償として、 劣等感や嫉妬心により引き起こされる衝動にいかに対処するかという問題をいつも抱えるようになります。 できない受験生は、最終的に、劣等感や嫉妬心により引き起こされる衝動に従って妄信的努力を始め、 高い目標を掲げたり、キッチリした学習計画を立てざるをえない心境に陥いるのです。

ところが、残念ながら、できない受験生は、 この高い目標やキッチリした学習計画に耐えられるだけの精神力を持ちあわせていません。 なぜなら、できない受験生の高い目標や学習計画は、意欲をかきたて学習を楽しくするよりも、むしろ、 妄信的努力を余儀なくさせるように作用するからです。 そこで、できない受験生は、自分で掲げた目標や自分で立てた計画にもかかわらず、 その達成や遂行に義務感や正義感を感じ、自ら苦しむことになるのです。


自分の欠点を認めてみませんか?

そこで、できない受験生は、目標を低く設定したり、アバウトな学習計画を立てる勇気を持つ必要があります。

例えば、志望校を変えたり、受験する資格の変更を検討するとか、 一日たった30分の学習を集中して継続したり、受験生であることを一時忘れてスポーツやデートを楽しんでも平気でいられる勇気を持つ必要があるのです。
とにかく、できない受験生は「自分のできる範囲でベストを尽くす」ことで満足できるような精神力を身につけなければいけません。

ところが、こんな簡単におもえることでも、 できない受験生にとっては、精神的な苦痛を伴うはずです。
なぜなら、自分に対する要求水準を下げるということは、 あるがままの自分を見つめることに他ならないからです。 それは、周囲の期待や要求に満足に応えられない自分を認めることを意味します。 つまり、現在(いま)まで認めたくなかった自分の欠点を認めるざるを得なくなるのです。

そもそも、目標を下げたり、失敗したからといって恥ずべき道理はないし、 受験生が遊んだからといって罪悪感を感じなければならない道理もありません。 なぜなら、『どんな評価をされても自分の価値は変わらない』ものだからです。

そういうわけですから、この際、失敗したらどう思われるかという不安や焦りを、 自分の欠点を認めることによって解消してみてはいかがでしょうか?

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