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【第7話】妄信的努力病の恐怖

妄信的努力病の恐怖

できる受験生できない受験生

「不安でたまらない症候群」に感染したできない受験生は、間もなく妄信的努力を始め自分自身を狂わせてゆきます。


手に負えない心の病

できない受験生は、 劣等感や嫉妬心による心の動揺を根本的に鎮めるきっかけを掴めないまま過ごし、 そのうち手に負えない心の病を発症してしまいます。 それを、「妄信的努力病」と呼ぶことにしましょう。

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妄信的努力病の恐怖

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「妄信的努力病」の恐ろしいところは、 いくら努力をしても自信を失くしてしまうことにあります。 なぜなら、この心の病を発症すると、自分の能力や才能を常に否定し始めるからです。

できない受験生は、劣等感や嫉妬心を心に植えつけると、 「人一倍の努力と高い目標の達成により自信を回復」するような行動パターンをとるようになります。 なぜなら、失敗やミスを犯す自分の存在を露呈しないためには、 失敗やミスを帳消しにできるようなことを実現して、自信を回復しなければならないと思い込んでいるからです。 そこで、失敗やミスを帳消しにできるような高い目標を掲げ、 人一倍努力して達成することで自信を取り戻そうとするわけです。

そのため、できない受験生は、努力が思うように実らず、 目標を達成できない状況に直面して、どんなに自信を失くしたとしても、 その状況を打開するための解決策を、 「人一倍の努力と高い目標の達成」に一貫して求め続けるのです。

ところが、「より高い目標の達成」を掲げ、 「さらなる人一倍の努力」を自分に課すことは、 現在の自分の存在を否定し、未来の自分の存在だけを肯定することを意味します。

このように、 自分で自分を追い込むことでモチベーションを高め、 現在の自分の存在を否定し続けていれば、 努力が思うように実らず、目標を達成できない状況の渦中では、 遅かれ早かれ、 「もしかしたら自分はもうダメかもしれない」つまらない思い込みを 始め、自分の能力や才能までをも否定するようになります。

それでも、できない受験生は、他に解決策を知らないため、 盲目的に努力する以外に方法はないと思い込み、精神的な八方塞がりの状況に身を置きます。

例えば、できない受験生の一人は、 できるだけ多くの量をこなし、多くの時間を費やさなければ、 能力不足を補うことは不可能だと思い込みます。 このケースのできない受験生は、こなしきれるはずのない参考書に埋もれて、 もがき苦しむことを選択します。 なぜなら、つまらない思い込みが邪魔をして、 どんなに努力をしても、ちっとも自信に結びつかないからです。

このように「妄信的努力病」を発症したできない受験生は、 自分の能力や才能を否定した挙句、 努力に反して自信を失くしていってしまうのです。

できない受験生の努力の報われないことは明白

このような状況は、できない受験生の
学習=「楽しくない」「つまらない」「でもやらなければならない」
という感情記憶を育てることにすぎません。

この心的ストレスは、脳からの悪玉ホルモンの分泌を確実に促します。 悪玉ホルモンの分泌は、脳の記憶力を低下させますから、 できない受験生は、次第に「できないかもしれない」という確信を強め、 さらに悪玉ホルモンを大量に分泌し始めます。 こうして、「妄信的努力病」は、 できない受験生の脳の記憶力を日々刻々と機能不全にしてゆくのです。 これでは、できない受験生の努力の報われないことは明白です。

以上より、できない受験生は複合的な心理的病に感染していることがわかります。
まず、周囲の人から「不安でたまらない症候群」を伝染(うつ)されると、
そのうち、みずから「妄信的努力病」を発症し、自分自身を狂わせてゆくのです。

ところで、この心理的病を治療する処方箋はないものでしょうか?

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